2021-04-07 第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
ハタハタにつきましては、沖合底引き網漁業についての研究は、秋田県と連携しながら、クモヒトデ類等の不要物の入網を回避できる底引き網を開発しているところでございます。また、先端のコッドエンドの網の目合いを拡大するなどということで、小型魚を逃がす漁具の開発に向けた検討が今行われているところでございます。
ハタハタにつきましては、沖合底引き網漁業についての研究は、秋田県と連携しながら、クモヒトデ類等の不要物の入網を回避できる底引き網を開発しているところでございます。また、先端のコッドエンドの網の目合いを拡大するなどということで、小型魚を逃がす漁具の開発に向けた検討が今行われているところでございます。
ハタハタの産卵場となる藻場の再生ということが課題になっていまして。 資料の二を御覧いただきたいんですけれども、ハタハタは、初冬に大群で沿岸に接岸するときに、アカモクという海草がたくさん生えた、藻場と呼ばれる場所がありますが、そのアカモクの茎や枝にたくさん一斉に産卵を冬にします。数字は、その卵が一定の範囲でどれだけ産みつけられているかという卵塊密度という値です。
ハタハタにつきましての令和二年の漁獲量低迷の要因といたしましては、秋田県の水産振興センターによりますと、沖合では小型のホッケが大量に混獲される状況を回避するために操業を一部見合わせたということ、また、沿岸では、接岸時期が短くなった、ハタハタが沿岸に寄ってくる時期が短くなってしまったということや、しけによりまして操業日数が減少したということで漁獲が抑制された可能性も要因として挙げておられますが、最も大
ハタハタ漁の不振以来、秋田県の魚介類による水揚げ高が黒字に転向しました。歴史的なことでした。この年のシジミの漁獲高は、干拓地周辺の米の生産額も上回るほどです。 一九九一年には八千二百六十トンと一万トンを切って、早くも減少に転じてしまっておりますが、一個のヤマトシジミが、これは五月から九月にかけて繁殖をしますが、一個当たり十万粒以上の卵を産みます。
私の地元、秋田県の県魚は、さかなへんに神と書いてハタハタ、秋田を代表する冬の味覚の一つですが、実は昭和の終わりから平成の初めにかけ、漁獲量の大幅な低下に苦しみました。秋田県の漁業者は、ハタハタの漁獲量回復のために平成四年九月から自主的に三年間の全面禁漁を行い、解禁後も漁業者の協力の下、県独自で漁獲可能量制の導入など厳しい管理を続けました。
波が高く荒れた冬の日本海、雷がとどろき始める初冬、これからの時期に接岸するハタハタは県の魚として親しまれ、このハタハタ漁を中心に各種漁業を組み合わせて営まれてきたのが、秋田伝統の漁業であります。 そんな浜の暮らしを含め、愛着あふれる地域で汗を流し、みずからのなりわいを必死に守ってきた農林漁業者が向き合わなければならない農林水産行政の波は、真冬の荒れた海のように余りに高く、ひどくしけています。
具体的には、平成二十年に追加されたハタハタ、カニは平成二十五年に削除。この法案の成立後には、サメやシイラ、タチウオの扱いが変わります。また、ハタハタも一部地域で復活をします。 地球温暖化や外国漁船による乱獲などの影響で資源の年単位での変動が著しい時代に、融資対象の加工原料魚種を行政の判断で出し入れするのは時代に合ったやり方なのでしょうか。
大変前向きな御検討をいただけているというふうな理解をさせていただきたいと思うんですけれども、このハタハタ、御答弁ありましたように、その一端の中にありましたが、漁獲については、大変不振の状況が実は続いております。
ただし、この場で、その水温とハタハタの資源量への因果関係について明快にお答えすることはちょっと難しいんですけれども、ハタハタ、あるいは秋田沖に限らず、近年、本当に海洋環境の変化というのがいろいろな魚種に影響を与えているところでございます。そういうことがあって、魚種の回遊だとか組成だとかがまた変わってきて、藻場に対して食害を与えるとか、そういった事例も各地でいろいろ出てきている。
この改正、そうした項目ごとにやはり数が変わっていくわけですけれども、五年前の改正で適用から外れた品目の中にハタハタという魚がございます。 御存じの皆さんもいらっしゃるかと思いますけれども、これは秋田県の県の魚、県魚なんです。冬の日本海で、大変しけっている、波が高いときに、荒れている、それで雷が鳴り始めるちょうどそのころにとれることから、さかなへんに雷と書いてハタハタと読むんです。
切りたんぽ、ハタハタ、伝統工芸の曲げわっぱ。そして、かまくら行事、雪祭りも魅力ではありますが、一面銀世界の、東北にとって半年近い冬をじっと耐えながら、ため込まれてきたそのエネルギーが一気に爆発するかのような各地の夏祭りでのにぎわい、これが魅力であります。
ハタハタなどの海の幸、山の幸、そして豊かな米どころでございます。一次産業の生産者のお声をしっかり切実に受けとめて、与野党を超えて、農山漁村の発展のために思いを同じくして取り組んでまいりたいと思います。 きょうは、初めて質問の場に立たせていただきます。よろしくお願いいたします。 初めに、牛肉について、委員からも質問はありますが、私からは別の形から、セーフガードについて質問させていただきます。
○金子恵美君 今回、その対象魚種が拡大されている部分、プラスのところもあるのですが、反対に、指定魚種であったカニとハタハタは指定から外すという方針を伺っていますが、その理由をお伺いしたいと思います。
ハタハタについても同じようにしたわけでございますが、例外的な対象魚種にしたわけでございますが、実際にはその後も、そういう生鮮なり、あるいはハタハタもそのまま焼いてお食べになるということが多いわけでございまして、想定に反して漁獲量は横ばいにとどまって、加工に回ってくるようなものは国内ではなかなか出てこなかったという実態にございます。
これによりまして、今回の見直しに合わせましてカニとハタハタがこれに該当するということで追加を予定をしておりますけれども、甘エビにつきましては残念ながら漁獲量もまだ少なくてこの基準に達しないということで……
秋田県沖のハタハタ、これは大分枯渇した、資源として枯渇したことがあります。それを休漁したことによって復活をしていると、こういったような事例があるわけです。
この結果、何とか資源全体としては、すべてということじゃございませんが、ただいまお話しのハタハタは大変有名でございますが、更に加えまして瀬戸内海のサワラでございますとか、あるいはズワイガニというふうなものにつきまして、資源の回復の効果がそれなりに出てきておるというふうなことでございます。
そして、マイワシとサバとサンマの関係などというのも少しずつ解明をされておりますし、あるいは私たちの国の漁業資源の回復でいうとハタハタの例もあるわけでございます。貴重な資源を我々の代で枯渇させてしまっていいのかという問題もございますので、これは、魚を取るというのは漁業者の皆様にとっては死活問題でありますけれども、国としてもある程度の命題を背負っているわけでございます。
例えば、秋田のハタハタは資源管理で問題になりましたが、枯渇させてしまって、御法川さんの地元ですけれども。でも、秋田ばかり名物にしていますけれども、別に秋田の専属的な魚じゃなくて、青森だって山形だってとれますし、食べられるんですよね。資源はつながっているわけです。 ですから、どうしたらいいかというと、道州制とか言っている前に、そういうことが議論が進んでいる。
水産業のV字回復に成功したEU諸国とか、我が国でも秋田県のハタハタの例などに倣って、いわゆる中長期的な戦略を立てて、どこの資源をいつまでにどのレベルまで回復させるのかということを具体的に定めてやっていくことが私は重要だと思います。
秋田には、秋田名物、八森ハタハタ、男鹿で男鹿ブリコ、アーソレソレ、能代春慶、檜山納豆、大館曲げわっぱ。これ、民謡の秋田音頭なんですが、こうしたPRソングもかなり浸透しております。こうしたPRというのは地場産を大いにアピールするには大変必要だし、有り難いこの歌声が地元には残っている。これ是非御披露したくて、ちょっとPRでございました。 さて本題に入ります。
昔、秋田のハタハタが、資源回復のために一斉に五年間禁止して、その後にふえて、最後どうしたかといいましたら、たくさんとれたけれども、加工屋さんがいなくなって、料理屋さんも全部廃業して、売り先がなくなって、したがってハタハタの価格がどんと落ちて大変困っているような、回復はしたけれどもお金にならない、加工もいないというふうなことになるわけです。
あと、漁業資源の回復の取り組みについてちょっとお聞きしたいんですが、秋田沖のハタハタを一定期間禁漁としたら資源が回復したという話を聞きました。これからは水産資源をふやすために積極的に取り組むべきだと思いますが、水産庁としての今後の取り組みをお聞きしたいんです。 私のところは、瀬戸内海全体を一つの養殖場とみなすこともできるんです。
具体的にはという御質問でございましたけれども、例えば東北地方でございますと、太平洋の北部、ここに沖合性のカレイでございますとか、あるいは太平洋岸におきますマサバ群、太平洋系のマサバ群、さらには日本海の方ではマガレイですとかハタハタ、こういったことで、今全国ベースでは六つの計画、先生が先ほどおっしゃられました六つの計画、対象魚種ということでは十二種類、これの計画が策定されておりまして、先ほど申しましたような
東北の例として秋田のハタハタなど資源回復事業が大きな効果を上げていると聞いております。関係者も大変喜ばれており、高く評価されております。今後とも、資源回復計画の必要性は続くと思いますけれども、是非この事業は長期的に取り組むべきだと思っております。秋田で実効が上がっている取組内容について御紹介をいただきたいと思います。
○政府参考人(田原文夫君) 御指摘になりました秋田県のハタハタの漁獲の問題でございますけれども、私どもも伺っておりますと、昭和五十年のころからハタハタの漁獲量が激減したということで、関係漁業者の方々と県でございますとか、さらには若干大臣許可漁業もあったということで国も入りましてでございますが、平成四年から三年間にわたりましてまず全面禁漁を行ったということでございます。
ただ、経緯について若干申し上げますと、資源管理型漁業というのは、平成三年以来、例えば秋田県のハタハタなどに代表される魚種に成果を上げたわけでございますけれども、生産者の自主的な取り組みとして実施をし、それについて国が援助をする、そのような取り組みについてをこういうような呼び名で呼んでいるわけでございます。
例えば、秋田沖のハタハタの資源は、最盛時に戻ってきているわけではありませんけれども、一番低位の水準を脱して、今上昇の方向にある。これの背景になっておりますのは三カ年の休漁ということでございます。 非常に抽象的なことを申し上げましたけれども、できるだけ急いで回復計画を立て、その回復に必要な期間、休漁だとか減船の措置をとり、そして早く底を脱したいというふうに思っております。
今俎上に上っておりますのは、例えば九州西地域のトラフグであるとか、北陸から山陰にかけてのアカガレイ、日本海北部のハタハタとかマガレイ、こういうものはどうも推定資源量がきちんと科学的、客観的につかめないので、漁船の数であるとか操業日数であるとか、そういったもので抑えていく方が資源管理がやりやすいというふうに考えた次第でございます。
ただ、私どもは、かつて秋田沖のハタハタの三年休漁の例で見られますように、あの場合には比較的回復が早かったものですから、三年休漁明けには大変資源が豊富になったという事例も見られますので、その程度につきましてはいずれ計測できるだけの効果が上がるというふうに思っております。
ハタハタであれば、例えば北のハタハタと西のハタハタということで、北陸より北側で部会を設ける、あるいは西側でもう一つ部会を設ける。トラフグも、太平洋の関東以西のトラフグと九州のトラフグというふうに、部会を設けて運用をしたいなと思っております。